白菜は生で食べると危険?メリット・デメリットと注意点をまとめて解説!

  • 2025年3月10日
  • 2025年3月26日
  • 食べ物

野菜には、生で食べられるものと、食べてはいけないものがあります。
白菜は生で食べられる野菜ですが注意点があり、知らずに食べるとトラブルの原因になるかもしれません。

結論としては、新鮮できれいなものを適量まで摂取するなら問題はありません。
生の白菜はカロリーが低いですが栄養素がたっぷりと含まれているので、健康的にダイエットをしたい人にもぴったりです。

しかし生で食べるときには特に、しっかりと葉っぱを見て鮮度や寄生虫の有無を確認し、決して食べ過ぎないようにしましょう。

この記事では、新鮮で栄養素がたっぷり含まれている白菜の見分け方や、白菜を生で食べるときの注意点をご紹介します。

【結論】白菜は生で食べられる!けど注意が必要です

生の白菜

野菜のなかには生で食べてはいけないものもありますが、白菜は生で食べられる野菜です。

▼生で食べてはいけない野菜の例

  • ほうれん草
  • 枝豆
  • きのこ
  • もやし
  • じゃがいも
  • にんにく

上記のような野菜は生のままだと消化が難しかったり、毒性成分が含まれていたりするため、注意が必要です。

白菜の場合には、生で食べることのメリットが大きい野菜です。
しかし注意点だけはおさえておかなければ、健康不良の原因になることも。

ここからは、メリットや注意点を順番にご紹介します。

白菜を生で食べるメリットとは?

白菜を生で食べることのメリットは、加熱をする場合と比べて栄養分がたくさん得られることです。

低カロリーな一方で栄養素がたっぷり入っている白菜は、ダイエット食としても向いています。
おもな栄養素としてはたとえば、下記があげられます。

  • ビタミンK:骨の健康維持や出血時の血液凝固
  • ビタミンC:骨や血管の健康維持やそばかすの緩和
  • 抗酸化物質:老化や病気の予防、細胞損傷の防止
・食物繊維:便秘の改善や生活習慣病の予防と改善

上記のうちビタミンK以外は、加熱をすることで栄養価が減ってしまいます。
生で食べるときのほうが、食感がシャキシャキとして食べごたえがある、というのもメリットですね。

新鮮な白菜を見分けるポイント!

白菜は切られた後も成長をつづけるお野菜なので、鮮度を見分けるのは難しくありません。
葉っぱは新鮮なものほど黄色くやわらかいのですが、太陽の日があたり光合成をするほどに色が緑に変わり、葉もかたくなっていきます。

側面の葉っぱはどうしても緑色になりますが、切ったときの断面の葉っぱは黄色く、葉っぱどうしがぴたっとくっついているものを選ぶのがおすすめです。

新鮮な白菜のポイント

  • 重みがありずっしりしている
  • 葉っぱどうしが密にくっついて平ら
  • カットされた断面が平らで葉っぱが黄色
  • 側面の葉っぱがあざやかな緑色
  • 芯の切り口が白くきれい

葉っぱが緑色のもののほうが新鮮のような気がしてしまいますが、白菜の場合は新鮮なほど黄色いです。

黄色い葉っぱほど柔らかく食べやすいので、生で食べるときには特に楽しんでみてください。

白菜を生で食べると危険?注意点を解説

白菜畑

白菜は生で食べると栄養素がとりやすい野菜ですが、注意をおこたるとかえって不健康になってしまうことも。

白菜を生で食べる場合の注意点には、下記があげられます。

  1. 体調不良
  2. 寄生虫
  3. 農薬残留

それぞれの危険性について、くわしくご紹介します。

生白菜の危険性①:体調不良

生白菜を過剰摂取すると、体調不良の原因になります。
具体的には、白菜などアブラナ科の植物に多く含まれる「ミロシナーゼ」という辛味成分を摂取しすぎることで、疲労感や呼吸不全などの体調不良を引き起こしてしまうかも…。

過剰摂取の目安とは、1日に1kg以上、数ヶ月間続けて生白菜を摂取した場合です。
1玉のサイズがだいたい1.2kgほどなので、1日に半玉以上の量を食べるのはやめておきましょう。

適量を守れるひとがほとんどではあるはずですが、ダイエット中で野菜を中心とする食生活をしている人であれば注意をしておくと良いでしょう。

なお、白菜のミロシナーゼは加熱をすると壊れて消滅するので、気になるときにはしっかりと熱を通してから食べてくださいね。

生白菜の危険性②:寄生虫

生の白菜には寄生虫や細菌が付着していることがあり、しっかり洗浄をしなければ危険です。
寄生虫が人体に入ると、下痢や腹痛を引き起こすほか、胃腸炎や感染症、最悪の場合には重篤な病状の原因になることも。

寄生虫を予防するための手段としては、下記があげられます。

  • 流水でしっかり洗う
  • 塩水や酢水に10分以上つける
  • 70度以上で加熱する

生で食べたい場合には、流水でしっかり洗ったり塩水や酢水につけたりすることで、寄生虫を予防できます。
どうしても不安な場合には、70度以上の熱湯などで加熱することでほとんどの寄生虫を死滅させられると言われているので、生ではなく調理を検討しましょう。

まずは流水でしっかり洗い流して、目視をしながら寄生虫がいないことを確認するのが大切です。

生白菜の危険性③:農薬残留

白菜は寄生虫だけでなく、害虫がつきやすい野菜です。
害虫がつくと葉っぱが虫食いにあうほか病気にかかってしまうため、白菜の農薬の使用量は多い傾向があります。

無農薬の白菜はとても魅力的ですが高額な傾向があり、食べ続けるのは現実的ではないでしょう。

生のまま白菜を食べると、農薬をそのまま口にしてしまうリスクが高まります。
せっかく生の白菜で栄養分を接種するのに、農薬も一緒に摂取してしまっては本末転倒。

生のまま食べる時はいつもより、しっかりと洗い流すことを意識してみてくださいね。

生白菜は危険かも?安全にダイエットをする方法

どんな食材でも、摂取しすぎると身体の毒となってしまうものです。
特にダイエット中は食べるものを制限している人も多いですが、カロリーばかりを気にしていると栄養素がかたより、体調を崩しやすくなってしまうことも…。

健康的に痩せるためにも、栄養素のバランスを考えて食材を選んだり、過剰摂取にならないよう気にしておくことはとても重要です。

ファスティングでダイエット+栄養素の摂取もおすすめ

ダイエットをするといえば、摂取カロリーをおさえるのが王道です。

しかし、根本的に体質を改善していないと、ダイエットを休憩してカロリーを摂取したとたんにリバウンドしてしまう身体になってしまいます。

せっかく食べる量や食材を調整するのなら一度、ファスティングで体質から変えておくのがおすすめです。

ファスティングといえば「断食」をして空腹感と戦わなければならない、と考える人が多いですが、「Re:SET」などのファスティングドリンクを活用すれば大丈夫。

詳しくは別記事でまとめているので、ファスティングに挑戦したことがないひとは、あわせて知識を更新してみてください。

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【まとめ】安全に栄養を摂取しながらカロリーをおさえよう!

この記事では、白菜を生で食べるメリットや注意点をお伝えしました。

生で食べるのも良いですが、加熱をすると消化しやすくなるほか、より安全に食べられるなどのメリットも多いです。

白菜は調理をして楽しむだけでなく、生でも楽しみつつ、食生活にいろどりを与えてみてください。

カロリーをおさえつつ必要な栄養素をたっぷり摂取したいのなら、腸活とも相性が良いかもしれません。
腸活といえば、栄養素をギュッと詰め込んだ酵素ドリンクをとりいれるファスティングなども検討してみると良いでしょう。

ファスティングについては別記事でも詳しくご紹介しています。
ぜひ無理なく健康的に、理想の身体やライフスタイルを手に入れてみてくださいね!