体に良いと言われるオリーブオイルですが、油は太りそうなイメージが強いですよね。
オリーブオイルがどのような体にいいのか?健康効果を解説していきます。
オリーブオイルから得られる健康効果
脂肪燃焼を促進させる
オリーブオイルに含まれるオレイン酸には脂肪燃焼効果があります。
オレイン酸は脂質の代謝を活性化して、脂肪の燃焼を促進してくれます。これにより脂肪のつきにくい体を作ることができます。
便通の改善
オレイン酸には便秘の解消効果があります。
オレイン酸は消化されにくい為、小腸で消化・吸収されずに大腸まで届きます。
腸に刺激を与え、ぜん動運動を促すことで便秘を解消します。またオイルが便を柔らかくして、スムーズに排泄してくれます。
筋肉の回復を助ける
オリーブオイルは疲労した筋肉の回復を助けてくれます。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、たんぱく質の合成を加速させ、筋疲労をやわらげてくれます。運動をよくされている方は、運動後にオリーブオイルの摂取がおすすめです。
またオリーブオイルのオレイン酸には、抗炎症作用もあります。トレーニング後に摂取することで、筋肉の炎症をやわらげてくれます。
身体の酸化を抑える
オリーブオイルには抗酸化作用があり、身体の酸化を防いでくれます。
オリーブオイルに含まれるビタミンEは、脂溶性のビタミンで、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。
ポリフェノールも豊富に含まれているため、オリーブオイル自体も酸化しにくい特徴があります。
また悪玉コレステロール値を低下させてくれるので、心疾患のリスクを減らし、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
オリーブオイルの注意点
摂りすぎは太る
太りにくいイメージのオリーブオイルですが、摂りすぎは体重増加につながります。
オリーブオイルも油なので、体にいいからと言って摂りすぎてしまうとカロリーオーバーになってしまいます。脂質の摂りすぎにより、血管にもよくありません。
他の油とのバランスも考えて一日大さじ1~2杯くらいにしておきましょう。
片頭痛持ちの人は注意
オリーブオイルに含まれるポリフェノールは、片頭痛を引き起こすことがあります。
ポリフェノールを過剰に摂取することで、脳の血管が拡張し、頭痛につながる可能性があります。
片頭痛持ちの人は摂りすぎに注意した方がよさそうです。
身体にいいオリーブオイルの選び方
種類
- エキストラバージン
酸度0.8%以下の酸度の低いオリーブオイル
光で空気に触れると酸化するので、遮光性の高い容器、ガラス製を選ぶ
国際オリーブ協議会(IOC)の認定マークがあるものを選ぶ
高品質で香りや味わいが華やかなので、生でサラダやカルパッチョにかけるのがおすすめ - ピュアオイル
精製したオリーブオイルにバージンオリーブオイルをブレンドしたもの
加熱に強いので揚げ物や炒め物になどでたっぷり使いたいときにおすすめ
オリーブオイルを選ぶときに気を付けること
オリーブオイルは空気に触れることで酸化し、風味が落ちてしまうので、保存には注意が必要です。
- 保存温度は10度以上で
- 冷暗所に保管する
- 立てて保存する
以上を守って2か月くらいで使い切るのがおすすめです。
オリーブオイルの美容効果
美肌効果
オリーブオイルに含まれる成分には様々な美容効果があります。
- オレイン酸
人の皮脂成分にも含まれているため、肌なじみがよいという特徴があります。
精度の高いものは肌に直接塗ってもOK、肌がしっとり潤って保湿効果があります。 - ビタミンA
皮膚の乾燥を防いで、皮膚のハリを与えてくれる - ビタミンE
血行を促進して血色を良くしてくれます。抗酸化作用でシミを防いで皮膚の老化を防ぎ、若々しさを保ってくれます。
ダイエット効果
オリーブオイルに含まれるオレイン酸には脂肪燃焼や便通改善の効果があります。
適度に摂取することで体脂肪が減り、腸内環境も整うので健康的にダイエット効果が得られます。
オリーブオイルの健康にいい使い方
エキストラバージンオイルは加熱せずに料理に使うのがおすすめです。
熱を加えるとせっかくの風味が損なわれてしまうだけでなく、油自体が酸化してしまいます。
生でサラダにかけたり、料理の仕上げに入れると風味を損なわずに健康効果も期待できます。
まとめ
オリーブオイルの主成分はオレイン酸です。オレイン酸には様々な健康効果があります。
健康効果を実感したいのであれば、精度の高いエキストラバージンオリーブオイルを生で食べることをおすすめします。
食べ過ぎに注意して普段の生活に上手に摂り入れたいですね。
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