大根の緑の部分は食べられる?カビ?中まで緑になる原因は?解説

  • 2025年4月14日
  • 2025年3月26日
  • 食べ物

大根の上部や、切ったときの中身が緑色(青色)になっていると、驚いてしまいますよね。

特に「青首大根」はその名の通り、上部の首部分が緑色になりやすく、「食べられないかも?」と思ってしまうような見た目のことも。

大根の表面部分は光合成により緑色になることがあり、食べても問題はありません。

また、切った際に内側が緑色になっているものは「青あざ症」と呼ばれるものである可能性があり、いずれも食べられますがおいしさは減少してしまっているかも。

この記事では、大根がなぜ緑色になるのかから、おいしく食べる方法まで、徹底的にご紹介します。

 

大根の上部が緑色なのは大丈夫?原因は?

大根の上部が緑色なのは基本的に、光合成による影響です。

成長する際、大根は土のなかに埋まっていますが、頭の部分だけは土から出て日光にあたります。

陽の光が当たっている部分は光合成し、葉緑素(クロロフィル)が生成されることで、緑色になるという仕組みです。

特に「青首大根」と呼ばれる品種では緑色が強いので、初めてみる人はおどろいてしまうかもしれません。

 

上部が緑色の大根は食べても大丈夫?

大根の表面上部が緑色になっているものは、食べても問題ありません。

カビや腐敗ではないはずなので、変なにおいがしていたり、触ったときにぶにぶにしているなどの異常を感じなければ、おいしくいただきましょう。

ただし、緑色がかなり濃くなっているものは、苦味が強いかもしれません。

生で食べにくいと感じるときは、料理で工夫をしましょう。

 

大根を切ったら中が緑色なのは大丈夫?原因は?

大根を切ったときに中が緑色になっているときは、「青あざ症」になっている可能性があります。

青あざ症は大根の内部で起こるものなので、外からみても判断がしづらいです。

原因は、栽培環境が25度以上の高音であったことや、土壌にホウ素が足りていなかったことがあげられます。

高温多湿で保存していた場合なども、青あざ症になる原因です。

 

大根を切ったら中が青い!食べても大丈夫?

切ったときに内側の断面が青くなっているのでおどろくかもしれませんが、食べても問題はありません。

ただし、苦味やかたさが強く出ることが多くおいしさが減少してしまうので、なるべく新鮮なうちに食べましょう。

青あざ症になってしまった大根は、生のままだと味や食感が気になりやすいため、工夫をして食べるのがおすすめです。

 

緑だけど大丈夫?大根が腐っているときの特徴

大根が緑色のとき、腐っている可能性をうたがってしまいますよね。

腐った大根の特徴もご紹介します。

 

腐った大根の特徴①:異臭がする

腐っている場合、酸っぱいにおいやカビくささがあります。

大根らしい青臭さではなく、いやなにおいがするはずです。

 

腐った大根の特徴②:ぶにぶにしている

さわるとぶにぶにとした感触になっていれば、腐っている可能性があります。

劣化しているサインなので、腐っていると感じるときにはもったいなくても食べるのは避けましょう。

 

腐った大根の特徴③:カビがある

上部や表面、断面に白いカビや黒ずみがあると、腐っている可能性が高いです。

ねばりが出ている場合にも腐っており、カビが出たものは基本的には食べてはいけません。

 

大根の緑の部分は食べられる!おすすめの食べ方を紹介

大根の緑の部分は食べることができますが、かたかったり苦かったりするので工夫をするのがおすすめ。

もちろん生のままサラダとして、緑の大根そのものを楽しむのもありですが、特有のにおいやかたさが気になる人は多いはずです。

例えば、下記のような料理にしてみてはいかがでしょうか?

 

緑の大根の食べ方①:炒め物

まずおすすめなのは、炒め物です。

炒め物であれば、苦味を減らしてかたさをコリコリ感として楽しめます。

たとえば、大根と豚肉の味噌炒めなどはいかがでしょうか。

油と一緒に強めに炒めると、香ばしさが増して苦味が気になりにくくなります。

醤油や味噌でしっかりと味付けをして、豚肉などとあわせて炒めるとコクが増すはず。

緑の大根は基本的にかためなので、薄切りにしてあげるのがポイントです。

薄く切ることで火がしっかりと通りやすくなり、かたさがやわらいでほどよいコリコリ食感が楽しめる逸品に。

 

緑の大根の食べ方②:スープ

大根の甘みを引き出せる、スープをつくるのもおすすめです。

栄養バランスを考えるなら、おすすめは豆腐や鶏肉、ネギなどと合わせて煮込む和風スープです。

鶏がらスープのもとなどを活用すると、味がなじんでおいしくなるのでおすすめ。

出汁をしっかりとってつくる、お味噌汁にするのも良いですね。

汁物に入れることで、緑の部分のにがみやかたさを感じにくくなります。

 

緑の大根の食べ方③:だいこんおろし

あえて緑色の大根を楽しんでみたい、という挑戦者は、だいこんおろしにするのがおすすめ。

緑色は目立たなくなり、汁も出てやわらかくなるのでかたさも感じにくくなります。

しらすぼしやシソ、ネギをあわせて薬味として楽しむことで、にがさを上手に活用できるはずです。

水にさらしてからおろすことで苦味は抜けやすく、さっぱりするのでポン酢ともよくあいます。

ハンバーグの上にのせてポン酢をたらす、和風なハンバーグを楽しむのも良いですね。

 

緑の大根の食べ方④:煮物

大根の緑色の部分は、味付けをしてしっかり煮込むことで味が染み込み、新鮮な大根も顔負けの料理になることも。

たとえば王道のぶり大根は、ぶりの旨みをたっぷり染み込ませることでくさみもなくなるので、おいしくホクホクにできあがります。

大根は下茹でをしっかりしておくと、味が染み込みやすくおいしいです。

 

緑の大根の食べ方⑤:甘酢漬け

薄切りにして甘酢漬けをつくると、さっぱりとしたおかずやおつまみとしての一品に。

ポイントは、一度塩でもんでから甘酢につけることです。

しんなりするので歯応えはのこしつつやわらかく、食べやすくなります。

苦味もおさえられるので、油物をひかえているときの無理のないダイエット食としてもおいしくいただけるはずです。

 

大根はダイエット食にもぴったり!緑の部分は料理しよう

緑色になった大根は食べられるものの、生食には向いていないので料理が必要になります。

しかし、しっかりと味付けをしたり、柔らかさを出すためには、油で焼いたり砂糖で味付けしたりと、ダイエットをしている人には気になってしまう部分もあるかも。

大根は大きいのですぐに食べきれず、緑になってしまうから買いにくい、ということもありますよね。

新鮮な大根は生でサラダとして食べられるのでカロリーも最低限におさえられ、ダイエット食に向いています。

でも、野菜を買っても油や砂糖をたっぷり使って料理をしていては本末転倒なので、ファスティングドリンクなどほかのダイエット食と合わせて、バランスよく取り入れてみてくださいね。

 

【まとめ】大根の上部や中が緑でも大丈夫!

大根の上部や中身が緑色や青色の場合、カビや腐敗でなければ食べても問題はありません。

ただし、かたくなり苦味も強いことが多いので、生のままでは食べづらいでしょう。

ぜひ、一手間かけておいしく料理をしてあげてくださいね。

「料理をするのがめんどう」
「栄養をとりつつカロリーはおさえたい」
「生の野菜に飽きたけどダイエットはしたい」

こんなときには、野菜を食べることにこだわらず、より効率的で楽なダイエットを視野にいれてみても良いでしょう。

ファスティングドリンクを取り入れたダイエットであれば、リバウンドしづらい身体づくりをしながら栄養を摂取し、カロリーをおさえることができて効率的。

くわしくは別記事でご紹介しているので、自分にあうダイエット方法を探しているかたはぜひ合わせて読んでみてくださいね。

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