梅流しに失敗!原因は?腸内デトックス・便秘改善の正しいやり方

便秘やお腹のもったり感解消、デトックスダイエットとして注目されている「梅流し」。

やりかたはとっても簡単で、大根の煮汁に梅干しを加えたものを食べるだけです。

 

成功すると身体の老廃物を外に押し出してくれるので、トイレに行くたびにお腹がスッキリして快適さを感じるはず。

でも失敗すると、ひたすら大根を食べただけで、かえってお腹に老廃物が溜まってしまったような感覚になります…。

 

この記事では、梅流しのやりかたや、失敗する原因、腸内デトックスや便秘改善を目的に梅流しをする際の注意点をご紹介します。

 

梅流しとは?正しくできてる?やり方から解説

「梅流し」とは、梅干しと大根を煮込んだスープで腸内リセットをする方法のこと。

断食(ファスティング)後に梅流しをすることで、腸内にある老廃物を排出することを目的とした、デトックス手段のひとつです。

 

基本的には断食後におこなうことで特に効果が高くなる、と言われますが、1食を置き換えるだけでも良いと言われることも。

 

梅流しの作り方とは?レシピから紹介

梅流しのレシピは、下記のとおりです。

▼梅流しのレシピ

  • 大根 1/3本(300〜400g)
  • 水 1ℓ
  • 塩麹 大さじ1杯
  • 梅干し 3個

作り方はとても簡単で、下記のとおりです。

  1. 大根を1cm幅のいちょう切りにする
  2. 水に大根と塩麹を入れ、沸騰してから10分煮る
  3. 梅干しを潰して入れ、さらに5分煮て完成

 

これだけで完成です。

できあがったスープを飲みながら、大根をよく噛んで食べましょう。

味噌・出汁を入れるレシピについてはRESETの購入者限定レシピで公開しております。

 

梅流しに失敗!原因は?

「梅流しでお腹をスッキリさせたい!」と意気込んだのに、排便につながらず失敗するケースは少なくありません。

そんなときには、ひとまず軽く運動をして、腸が動くよう意識してみましょう。

軽いストレッチや散歩、ヨガ、ラジオ体操などがおすすめです。

 

それでもスッキリ出てこない、というときは、そもそもやり方が間違っていたのかもしれません。

 

「大根がお腹にたまるだけだった」

「翌日も便秘のままつらい思いをした」

「いつもどおりの便意でスッキリしない」

 

このような人たちの共通点として、下記のような原因が考えられます。

 

梅流し失敗の原因①:断食が不十分だった

食後などの空腹を感じていないときに梅流しを食べても、じゅうぶんな効果が感じられないことがあります。

かならずしも断食をしなければならないわけではありませんが、断食をした後のほうが効果があることが多いです。

 

断食をしない場合にも、最後に食べてから数時間経過し、お腹がすいたと感じるときに梅流しを食べてみてください。

おすすめは、軽い夕飯を食べ就寝した翌日の朝に、朝ごはんとして梅流しを食べることです。

 

梅流し失敗の原因②:塩分濃度が足りていない

梅流しで使う梅干しは、塩分濃度が15%以上のものを選びましょう。

昔ながらの酸っぱい梅干しであることが大切で、はちみつ漬けなどの甘い梅干しは入れる個数を増やして、塩分濃度を調整することで使えます。

 

また、チューブタイプの練り梅で代用してしまった人も、梅流しに失敗する傾向があります。

 

梅流しのポイントは、大根や梅干しに含まれる食物繊維やクエン酸が腸を活発化して、身体に吸収されにくい塩分濃度の高い水分で外に出すイメージとなります。

梅流しのポイントを押さえて作れていないと、効果が現れにくいです。

 

梅流し失敗の原因③:すぐに寝てしまった

梅流しを食べたのに眠気に負け、すぐに寝てしまったというときも失敗しやすいです。

夕飯を梅流しで置き換えるのも良い、と言われることもありますが、夕飯後にすぐ寝る必要がある場合、効果が出る前に眠ってしまい腸の働きが活発になりきらないことも。

 

梅流しをおこなうと人によっては、食べている最中から便意を感じたり、その後は1日に何度もトイレに行きたくなったりします。

できれば朝一番で梅流しをおこない、お腹の変化を感じながら過ごせると良いでしょう。

 

梅流し失敗の原因④:脱水症状になっていた

梅流しをおこなう際、断食をしておくと効果が発揮されやすいです。

しかし、食事をしないぶん食事から摂取できる水分がなくなり、脱水症状を引き起こしてしまうことがあります。

 

1日の食事で自然と摂取している水分量は1〜1.5リットルとされており、断食をするとそのぶん水分摂取量が減ってしまうということ。

脱水症状になると身体にとって危険なだけでなく、腸がうまく動かないので排便がスムーズにうながされません。

 

梅流しをする日はもちろん、前日から意識的に水分を摂取しておくのがおすすめです。

 

梅流し失敗の原因⑤:梅流しが合わない

梅流しに限った話ではありませんが、食材やダイエット法、排便をうながす手段は人それぞれ相性があるものです。

人によっては、たくさんの野菜を入れて作ったスープのほうが効くときもあれば、デトックス専用のドリンクなら効果抜群というときもあります。

 

梅流しは大量の大根とスープを食べるものなので、味や食感が好きじゃないという人はそもそも挑戦しにくいです。

無理に梅流しにこだわる必要はないので、もっと自分の身体や口にあう手段を見つけていきましょう。

 

【注意】梅流しは塩分たっぷり!やってはいけない人とは?

梅流しは塩分濃度の高い梅を使っているうえに、食べ続けているうちに飽きて味噌を足すなど、味変をすることでさらに塩分が多くなっていきます。

それだけでなく、梅流しは断食をしたり、腸の動きを活発にしたりなど、身体に負担がかかるものです。

下記のような人は梅流しではなく、ほかの手段で排便やデトックスをすることをおすすめします。

  • 妊娠中の人
  • 高血圧の人
  • 断食に問題がある人

上記でない健康体の人であっても、目安としては1週間に1回まで、月に2〜3回程度におさえることをおすすめします。

断食により栄養が足りなくなってしまうと、健康状態が傾いてしまうかもしれません。

 

梅流し後の過ごし方も大切!

梅流しをした後は、身体がデトックスされデリケート。

だからこそ、出てしまったのは悪玉菌だけではなく、まさにまっさらな状態です。

 

まっさらなキャンパスは、良くも悪くも染まりやすいもの。

腸の健康をサポートするためには、消化によいものを積極的に摂取し、スープなどでお腹を休めつつゆっくりと腸内環境を良い方向へと導いてあげましょう。

 

梅流しが効かない?ファスティングドリンクがおすすめ

梅流しに失敗してしまった人や、相性が悪いと感じた人、理由があって梅流しをするのは不安という人は、無理に梅流しにこだわる必要はありません。

まず試したい「ファスティングドリンク」は、栄養バランスを崩さず腸活ができるよう作られていることが多いです。

 

おすすめは、ファスティングドリンク「RESET」。

食べるのが大好きな食いしん坊が「美味しいご飯をこれからもずっと食べ続けたい」という思いで「腸活」に向き合い、開発されています。

 

健康な身体は、健康な食事と腸からつくられるもの。

ファスティングやファスティングドリンク「RESET」については、別記事で詳しくご紹介しています。

 

【あわせて読みたい】ファスティングとは?正しいやりかた・危険なやり方を紹介

 

【まとめ】梅流しはステップをふまないと失敗しやすい!

梅流しはステップを正しくおこなわなければ、失敗しやすいです。

大根と大量のスープを摂取しただけで排便につながらなければ、もしかするとやり方が間違っているか、自分の体質にあっていないのかもしれません。

無理に梅流しだけにこだわるのではなく、身体に合う方法をみつけてお腹スッキリを目指してくださいね。