ハンバーグは玉ねぎをみじん切りにしてひき肉に練り込み、形を作って焼くのが王道です。
でも、ハンバーグは玉ねぎなしでも美味しく作ることができます。
たとえばこんなときにはぜひ、玉ねぎなしのハンバーグにチャレンジしてみてくださいね。
「玉ねぎのみじん切りが面倒…」
「玉ねぎアレルギーがあるから使えない」
「玉ねぎの食感や風味がどうもイヤ…」
いつもは玉ねぎを使って作っている人も、玉ねぎをなくしたり、代わりの食材を使ったりすると、一味ちがう楽しみを見つけられるかもしれません。
今回の記事では、ハンバーグを玉ねぎなしで美味しく作るポイントや代用品、玉ねぎなしにするメリット・デメリットをご紹介します。
ハンバーグを玉ねぎなしで作るとどうなる?
王道のハンバーグには玉ねぎを入れますが、それには理由があります。
玉ねぎなしで作る場合、「味や食感がいつもと違うな」と感じるはずです。
玉ねぎなしのハンバーグの味はどうなる?
まず異なるのが、甘みです。
玉ねぎは焼くことで自然な甘みが出てくる野菜なので、入れずに作ることで肉の旨みをじゅわ〜っと直接感じやすいかもしれません。
しかし同時に、玉ねぎが発生させるコクや香ばしさがなくなり、味が単調な印象になってしまいやすいです。
玉ねぎなしのハンバーグの食感はどうなる?
みじん切りにした玉ねぎは食感を柔らかくするため、ふわふわとした食感を楽しめます。
また、玉ねぎには水分が多いので、ハンバーグがしっとりジューシーな仕上がりになりやすいです。
玉ねぎを使わない場合、ふわっと感や水分のジューシーな感じがなくなり、より歯応えが強めになり、肉の塊を食べているような感覚になるでしょう。
ハンバーグを玉ねぎなしで作りたい!代用品は必要?
ハンバーグを玉ねぎなしで作りたい理由は「時短にしたい」「食べられない」「玉ねぎを買い忘れた」などさまざまでしょう。
どんな場合にも、玉ねぎを使わないのであれば代用品を活用するのがおすすめです。
代用品を活用するメリットとデメリットをご紹介します。
ハンバーグの玉ねぎ代用品を使うメリット
いつもとは一味違うハンバーグが楽しめるのは、大きなメリットです。
代用品は数多くあるので、毎回違うハンバーグを食べたいのであれば、お気に入りレシピを見つけてみるのも良いでしょう。
アレルギーは好みに合わせて幅広いレシピを楽しめるのは、ハンバーグそのものの魅力でもありますね。
ハンバーグの玉ねぎ代用品を使うデメリット
下記で代用品の例をご紹介しますが、どの代用品を使っても結果的な手間数としては、玉ねぎを使う場合と大差ないのがデメリットです。
「新しい味や食感を楽しみたい」というのであれば、手間をかけて新メニューを試してみるのも楽しいはず。
でも、「玉ねぎをなしにして時短でおいしく作りたい」というのは、なかなか難しいです。
ハンバーグの玉ねぎなしレシピ!代用品をご紹介
ハンバーグに玉ねぎを入れずに作るなら、代用品を用意することでおいしさや食感をカバーできるかもしれません。
たとえば、下記のような食材で代用すると、いつもとちょっと違うおいしいハンバーグが作れます。
- すりおろしたにんじん
- 牛乳にまぶしたパン粉
- みじん切りしたキャベツ
- 水切りした豆腐
- すりおろした長芋や山芋
いずれもひと手間かかりますが、だからこそハンバーグというもの。
ぜひそのひと手間も、楽しんでみてくださいね。
それぞれの食材を使った場合の味や食感の特徴、簡単な導入方法をご紹介します。
玉ねぎの代用例①:すりおろしたにんじん
にんじんをすりおろして玉ねぎの代用品にすることで、にんじんの甘みや水分をハンバーグにとじこめて、ふわふわ感を出すことができます。
色合いもあざやかになるので、いつもと味も見た目も違うハンバーグが食べたいときにおすすめです。
にんじんの代わりに大根を使うこともできますが、いずれの場合も水気を軽く切ってから投入することで、食感が崩れにくくなります。
絞りすぎてしまうと反対にパサついてしまうので、あんばいに気をつけましょう。
玉ねぎの代用例②:牛乳にまぶしたパン粉
パン粉を牛乳にひたして加えると、ハンバーグがしっとり柔らかくなります。
本来は玉ねぎがおこなう、肉汁をぎゅっと閉じ込めるという機能をパン粉がおこなってくれるので、ジューシーな食感を楽しめるはずです。
パン粉を牛乳にひたしているので、型崩れを防ぎやわらかい食感をつくりあげてくれます。
あまったパン粉を使えるので、玉ねぎを切らしてしまったときの代用品として経済的にも優しいです。
玉ねぎの代用例③:みじん切りしたキャベツ
キャベツを細かくみじん切りにしておくことで、玉ねぎの代わりにハンバーグのふわっと感を出してくれます。
かさ増しにもなるので、とにかくお腹をふくれさせたいというときにも活用しやすいです。
生のままでも良いですが、ちょっと炒めてからお肉に入れると甘みが出て、ネタにも馴染みやすくなります。
あるいは、電子レンジでチンしておくと、炒める手間をはぶきつつあっさりとした甘さをハンバーグに加えることができます。
玉ねぎの代用例④:水切りした豆腐
ヘルシーなハンバーグをつくりたいなら、お豆腐を活用するのもおすすめ。
木綿豆腐をキッチンペーパーに包んだら、耐熱皿にのせてレンジでチンすると、水切り完了です。
水切りをすることでべしゃべしゃにならず、ハンバーグの形が整えやすくなります。
お豆腐は水切りした後、細かく崩してからお肉に混ぜましょう。
お豆腐なので満足感はたっぷりのままカロリーもひかえめで、女性にうれしいイソフラボンなどの栄養素も摂取できるのが良いですね。
玉ねぎの代用例⑤:すりおろした長芋や山芋
長芋や山芋をすりおろしてお肉に混ぜることで、つなぎとして活用できます。
とろみがハンバーグのふわっと感を出してくれて、ジューシーになります。
焼くことで水分が抜けやすいので、火加減を調節しながらゆっくり焼きあげましょう。
味付けはポン酢やすりおろし大根などの和風がしっくりきやすいです。
ハンバーグの玉ねぎはみじん切りが面倒!日頃の時短から見直そう
ハンバーグの玉ねぎを入れなければ、時短に作れるかも…!
と期待をしていた人にとっては、どの代用品を使う場合にも同じように一手間かかることがわかり、がっかりしてしまったかもしれませんね。
おいしいハンバーグがサクッと作れたら嬉しいですが、いずれも食材をネタに馴染ませてこねなければいけないので、手間ははぶくことができません。
だからこそ、ほかの部分で時短を見直してみてはいかがでしょうか?
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