お腹すいた時の対処法7選!ダイエット中の空腹におすすめの解決策

特にダイエット中は「食べちゃいけない」という気持ちが強まり、そのぶん「お腹すいた」という感覚が敏感になってしまうものです。

でもその「お腹すいた」って、本当に食べないと解決されないものでしょうか?

実は空腹感というのは、お腹が空っぽのときだけに起こるものではありません。

▼この記事でわかること

  • お腹すいた時の対処法7選
  • 知っておくと対処しやすい空腹感の正体
  • 空腹感にひそむ大きなメリット

この記事では、お腹がすいた時の対処法に加え、空腹感との向き合い方や、根本的な解決方法をご紹介します。

特にダイエットを成功させたい人は、「お腹すいた」という気持ちとうまく向き合う方法を知り、無理なく理想の身体を手にいれてくださいね!

お腹すいた時の対処法7選!

キャトル

まずは、お腹がすいた時にすぐできる対処法からご紹介します。

ただし、このような対処法は一時しのぎにしかならず、空腹を感じるたびに対処が必要になることを苦痛と感じるかもしれません。

ぜひ、後述する「根本的な解決方法」までセットで目を通してくださいね。

お腹すいた時の対処法①:ガムを噛む

まずは王道ですが、ガムを噛むことで満腹中枢を刺激し、空腹感をおさえます。
お腹が空いてしまったときだけでなく、できれば食事の20分前にガムを噛んでおくことで、食べすぎを防止できます。

さまざまなフレーバーのガムを選ぶことで飽きにくく満足感がアップしやすいです。

お腹すいた時の対処法②:白湯を飲む

空腹感を紛らわせるなら、白湯を飲むことで体内をあたためてみましょう。
意識的に水分を摂取することで老廃物も外に出やすくなり、身体がすっきりしやすいです。

継続的に飲むことでお腹を満たせている感覚になりやすいので、なるべく空腹を感じる前から飲み続けてみてください。

お腹すいた時の対処法③:炭酸水を飲む

炭酸水はガスが入っているので、おなかが満たされた感覚になりやすいです。
間食をする際には特に積極的に摂取することで、おやつの食べ過ぎを防止できます。

ただしダイエットをしているなら、砂糖が入っている炭酸水はひかえましょう。

お腹すいた時の対処法④:栄養素の高い間食をする

どうしても食べないと満足できないなら、栄養素が高い間食をすることも検討しましょう。
糖分は最低限に、タンパク質や食物繊維が取れるものを選ぶのがおすすめです。

  • ナッツ類
  • お味噌汁
  • ヨーグルト
  • スルメ
  • お豆
  • 野菜スープ
  • 干しいも
  • ドライフルーツ

上記のようなものを摂取しつつ、満腹感を得るために無糖の炭酸飲料を飲むと、空腹感をやわらげやすいです。

また、干しいもやドライフルーツ、ナッツの低GI食品は血糖値の上昇と下降が緩やかで、少ない量で満足感を得られて空腹感を感じにくくなります。

お腹すいた時の対処法⑤:食欲をおさえるツボを押す

デスクワークなどで周りの目が気になるときは、手のひらのツボをこっそり押して食欲ダウンを心がけましょう。

手をぐーにしたときに中指があたる部分は「労宮」と呼ばれる、食欲をおさえるツボと言われています。

ぐりぐりと痛みをともなわない程度に押せば、気も紛れるはずです。

お腹すいた時の対処法⑥:軽く運動する

運動をしてアドレナリンが出ると、血糖値が上昇し空腹を感じにくくなります。

軽く息があがる程度に早歩きやジョギング、ストレッチ運動をすると、自然と空腹感が減るはずです。

ただし、本当に空腹の状態で運動をし過ぎると、かえって貧血や低血糖を起こしやすくなるので、極度なダイエット時にはひかえましょう。

お腹すいた時の対処法⑦:歯磨きをする

歯磨きをすることで口の中がさっぱりするので「もう食べたくない」という気持ちを引き起こします。

脳が「もう食事は終わったんだ」と認識することで、自然と空腹感がおさまっていくのを待ちましょう。

スーッとした感覚になる歯磨き粉を選ぶと、特に気を紛らわせるのにピッタリです。

【お腹すいた時の対処法】空腹感の正体とは?

「お腹が空く」とは書きますが、実は空腹感とは「お腹の中が空っぽ」だから起こるものではないのです。

空腹を感じる根本的な原因を知っておけば、空腹でつらいと感じる前に対処できるようになるかもしれません…!

空腹感の正体①:血糖値の低下

空腹感の正体は「血糖値が低下」しているからです。
反対に血糖値が上がると、満腹さを感じる仕組みになっています。

つまり、空腹感があるからといって胃が空になっているわけではありません

これは身体が「エネルギー不足」を感じて起こる生理的なものなのでコントロールはできません。

とはいえ血糖値を上げることで空腹感はなくなるので、たとえば野菜や果物のジュース、糖分を含むドリンクを飲むことで血糖値を上げるなどの対応ができます。

空腹感の正体②:食欲をアップさせる刺激

たとえば街中でおいしそうな匂いをかいだり、SNSで美味しそうな料理の画像を見たりすることで、食欲がアップします。

お昼どきになると自然とお腹が空くのも、過去の記憶から「食べたい」という気持ちが沸き起こっているからです。

つまり、日頃からたくさん食べている人ほど「たくさん食べないと満足できない!」と負のループに入ってしまうということ。

この食欲は日々のライフスタイルで調整できるので、まずは食欲の湧くレストランの横を通らないことや、美味しそうな料理アカウントを見ないことから始めてみましょう。

【お腹すいた時の対処法】空腹感はメリットばかり?

サラダを食べる人

「痩せたい」「ダイエットを成功させたい」という思いがあるときの空腹感は「つらい」とネガティブな感覚になってしまいがちです。

でも、空腹感と上手に付き合うことで、メリットがたくさんあります

空腹感のメリット①:免疫力アップ!

空腹時は白血球も空腹状態になり、病原菌や老廃物、がん細胞を食べていきます。
空腹状態により体内の老廃物が分解され、免疫機能がアップするという仕組みです。

空腹感のメリット②:若返りホルモンが分泌!

長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」が活性化し、アンチエイジングになると言われています

また、グリレンと呼ばれるホルモンが分泌されることにより、お肌の新陳代謝がうながされます。

空腹感のメリット③:腸内環境の改善!

空腹時には消化器官が休むことができるので、腸内環境への負担が減り、健康維持や改善が見込めます。

食べないことで、消化吸収に必要なパワーを老廃物の排出に回せるようになるため、お通じがよくなるなどデトックス効果も期待できます。

空腹感に慣れる「ファスティング」で生活を変えられる!

特に今、たくさん食べることに慣れてしまっている人は、食べる量を減らすダイエットにストレスを感じてしまいやすいです。

大切なのは、やたらと食べる量だけを減らすのではなく、必要な栄養素は摂取しながら無理なく摂取カロリーを減らすこと。

空腹感がつらくてダイエットが続けられないという人にピッタリなのは、「ファスティング」でのダイエットです。

ファスティングのやり方やメリット・デメリットについては、別記事でも詳しくご紹介しています。

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まとめ

お腹がすいた時の対処法は、あくまで「お腹すいた」という場面を苦痛と感じることを前提とした対処法です。

そもそも「お腹が空いている」こととポジティブに向き合い、お腹がすきにくい身体作りをしていくことで、お腹が空くたびに対処をする必要がなくなるはず。

特に日頃からたくさんの量を食べてきた人は「あの量を食べないと、自分は満腹になれない」と思い込んでおり、それが原因で脳が「お腹すいた」と訴え続けているだけの可能性も。

まずは食べる量を無理なく調整し、体内の不要なものは外に出すクセをつける、ファスティングから検討してみてはいかがでしょうか。

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